院長のつぶやき

1年前のギックリ腰の後遺症が改善した、40代男性の声

2022/7/29

今回は、1年前のギックリ腰による強い腰痛の後遺症が現在も続いている40代男性のコメントを掲載いたします。

同じ症状をお持ちの方は是非参考にしてください!

高野) 当院へ来院する前はどの様な症状でしたか?

A. ちょうど一年ほど前、ぎっくり腰を発症し、寝込むほどの痛みが1週間続いていました。その後、少しづつ症状は落ち着いて行きましたが、最後の症状が取りきれず残っていました。

高野)現在は、症状が落ち着いてきているとのことですが、腰痛が出た時の対処法はこれまでどの様なことを行っていましたか?

A. その際は、ジョギングや水泳などあまり腰椎を動かさない方法で運動などを行っていました。しかし、それでも症状は変わらず残っていました。

高野)なかなか、良くならなかったんですね。では、今までのご自身での管理方法と当院での治療の考えに違いはありましたか?

A. 先生の言われた理屈・理論がしっかりされていて、普段の座り方や日常生活の影響がギックリ腰の原因と気づき、常日頃から座る時などは意識をする様になりました。

高野)当院では、問診や検査を進めて、ご本人様にあったアプローチや原因を突き止めていった。ここが、他院や今まで自分で行ってきた内容と違う所なんですね。

高野)では最後に、同じ様な症状でお困りの方に向けて、一言お願いします!

A. 私は、理学療法士なんですが自分の体の管理を一人で行うことはなかなか難しいので、自分の体をスペシャリストに見てもらうことをお勧めします。人生100年時代なので、近くに専門家がいると安心できます!

高野のコメント

貴重なコメントをいただき本当に有難う御座いました。

それでは、私の見立てを簡単では御座いますが、解説していきます(プライバシーに配慮し、個人の生活や情報が漏れないよう細心の注意を払います)。

今回は、ギックリ腰の後、その症状が1年以上残存する患者様でした。治療法は大枠2つ。

・腰椎の関節の調整

・姿勢の修正

この2つでした。まず、関節の調整ですが、本来、ギックリ腰は「動かして治す」ものになります。H様はコメントにあった様に、ギックリ腰の後、腰椎を庇いすぎていた感じが見受けられ、あまり腰椎を動かさない戦略をとっていました。この体の使い方が、逆に症状を長引かせ、現在も痛みが続いていたと思われます。関節の調整としましては、体を反る方向へ繰り返し運動を行い、負荷をかけました。その結果、症状が軽減したことになります。

また、日常生活での姿勢指導をさせていただき、再発予防の観点からも重要な、姿勢の改善が図れつつあります。ご自身でもしっかり管理できるお方なので、今後は、腰の痛みを気にすることなく、過ごしていただきたいと思います!アンケートにご協力いただき本当に有難う御座いました!

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