慢性疼痛の定義は、3ヶ月以上続く痛みのことを指します。
通常の痛み、例えば軽い捻挫や打撲は、1~2週間ほど期間が経てば自然に寛解します。
では、なぜ、あなたの腰痛は何年間もの間、あなたの生活や生きがいを妨げているのでしょうか?
それは、根底にある原因をまだ解決できていないからです。
想像してください。普段あなたの腰に『丸まる方向』へ負荷がかかっていませんか?
・猫背で長時間ディスクワークや車の運転・床や畳にあぐらで座る・腰を丸めた姿勢で持ち上げる・ガーデニングで長時間腰を丸めている・子供を抱っこする際何度も腰をかがめる。
この様な『同じ方向』に長期間、高頻度に負荷がかかり続けると、特定の腰の筋肉や椎間板にダメージが蓄積され、いつの間にか腰痛が出現します。これらは原因の一例ではございますが、受傷起点が明確でない、いつの間にか発症した腰痛は、この様な偏った負荷が原因であることが多いです。また、症状が悪化すると腰椎・骨盤の位置異常(歪み)や疾患(腰痛椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、変形性腰椎症、腰椎すべり症)を発症します。
腰痛は年齢のせい・腰が痛いから安静にする・この腰痛は絶対治らない・湿布や痛み止めを飲み続ける必要がある・レントゲンで変形と言われたから治らない。これらは全て誤りです。それどころかあなたの症状改善を妨げる要因となっています。
年齢が原因なら、同じ年齢の人全員が腰痛でしょうか?治療を諦める言い訳として使われることが多いです。
(90歳でも痛みのない方はいます)。
慢性腰痛には安静ではなく、運動が効果的という科学的根拠が明らかにされました。
治らないという思考は『破局的思考』と言われ、心理面から慢性化する原因となります。
湿布や痛み止めでは腰痛は治りません。虫歯の治療で痛み止めだけを出す歯医者がいますでしょうか?必ず虫歯の治療をし、痛い時だけ飲んで下さいといいます。
腰痛の程度と腰椎のレントゲン所見は必ずしも一致しません。変形や構造だけが痛みの原因にはなりません。
医学用語では、これらの間違った認識を『Yellow Flag』と呼び、回復阻害因子と考えられています。この考え方は、医学界隈では世界共通の考え方となり、多くの論文で回復を妨げる因子となるとされています。(論文引用)
腰痛の全ての原因は、私の分野である『筋肉、関節、神経』などの運動器だけではありません。心理社会的ストレス(いわゆる精神的ストレス)や内科疾患、婦人科疾患などで発症する腰痛もございます。また、運動器が原因でも、骨折や即手術が必要な重症例では、より高度な専門病院で治療する必要がございます。その場合、当院での治療はお薦めしません。
<この様な腰痛の原因に対して>
当院では、あなたの『腰痛の原因は何か』を問診・検査でしっかりと探究し、ハイレベルな整体治療・鍼治療を提供します。また、患者様自身が痛みの原因や治療の意味合いを理解し行動していただく。目指したのは、治療者・患者が一緒に治していく『患者様参加型の治療』です。
是非一度体感してください
「理学療法士の資格を持った鍼灸師」
姿勢や動作から痛みの原因を特定する医療免許は理学療法士しか存在しません。
厚生労働省が管轄する学業プログラムに運動学があり、授業では歩行分析や姿勢分析と言ったバイオメカニクスを専門的に学び、
国家試験にまで出題され、その信憑性は担保されています。
今まで、整骨院や整体院、鍼灸院に行った際『姿勢が悪いですね』『歩き方が膝に負荷をかけてます』と
言われた経験がある方もいらっしゃると思います。その言葉に信憑性はありますか?
1対1の治療は不安。そんな悩みを持っている方は是非お連れ様と一緒に治療を受けに来て下さい。私の治療は『患者様に原因を理解していただく』ことに力を入れています。お連れ様にも話を聞いていただき、治療が合理的かどうかしっかり判断して下さい。
初回で治療方針に納得のいかない方は0円です。初回時の料金は治療方針にご納得し治療を継続的に行う際に発生します。