院長のつぶやき

腰部脊柱管狭窄症。手術の前に当院で一度みせてください。

2025/3/12

腰部脊柱管狭窄症とは

1. 腰部脊柱管狭窄症の概要

腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)とは、脊柱(背骨)の中にある脊柱管が狭くなり、脊髄や神経が圧迫されることで痛みやしびれ、歩行障害などを引き起こす疾患です。特に高齢者に多く見られ、加齢に伴う変化が主な原因とされています。

2. 原因と発症メカニズム

脊柱管は、脊髄や神経根が通る重要な管状の構造ですが、加齢や過度の負担により以下のような変化が起こることで狭窄が生じます。

  • 椎間板の変性:加齢により椎間板が潰れ、膨隆(ぼうりゅう)することで神経を圧迫する。
  • 靭帯の肥厚:黄色靭帯などが厚くなることで、脊柱管が狭くなる。
  • 骨の変形(骨棘形成):椎体の変形によって骨の突起(骨棘)ができ、神経を圧迫する。
  • 腰椎のずれ(腰椎すべり症):腰椎の位置がずれて脊柱管を圧迫する。

これらの要因が重なることで、脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されると、神経の血流が悪化し、痛みやしびれなどの症状が現れます。

3. 主な症状

腰部脊柱管狭窄症の代表的な症状は以下の通りです。

  1. 間欠性跛行(かんけつせいはこう)
    • しばらく歩くと足にしびれや痛みが出て歩けなくなるが、前かがみになったり、座ったりすると回復する。
    • 神経の血流が悪化することで発生し、自転車には問題なく乗れるケースが多い。
  2. 腰痛
    • ただし、神経の圧迫が強い場合でも腰痛を伴わないこともある。
  3. 下肢のしびれや脱力感
    • 特に長時間立っていると悪化する。
  4. 排尿・排便障害(重症例)
    • 神経の圧迫が強い場合、膀胱直腸障害(尿や便のコントロールが難しくなる)が発生することがある。

4. 診断方法

腰部脊柱管狭窄症の診断には、以下の検査が行われます。

  • 問診と身体診察:症状の経過や間欠性跛行の有無を確認。
  • X線(レントゲン)検査:骨の変形やすべり症の有無を確認。
  • MRI(磁気共鳴画像)検査:脊柱管の狭窄や神経の圧迫の程度を評価。
  • CT(コンピュータ断層撮影)検査:骨の詳細な状態を確認。

5. 治療方法

腰部脊柱管狭窄症の治療は、症状の程度に応じて保存療法と手術療法に分けられます。

① 保存療法(軽症~中等症)
  • 薬物療法:消炎鎮痛薬(NSAIDs)、神経障害性疼痛治療薬(プレガバリンなど)を使用。
  • 神経ブロック注射:局所麻酔やステロイド注射で痛みを緩和。
  • リハビリ・運動療法:腰周りの筋力を強化し、神経の圧迫を軽減。
  • 装具療法:コルセットなどで腰を安定させる。
② 手術療法(重症例)

保存療法で改善しない場合や、排尿・排便障害が出た場合は手術が検討されます。

  • 除圧術:肥厚した靭帯や骨棘を取り除き、神経の圧迫を解除。
  • 脊椎固定術:すべり症がある場合に、骨を固定して安定させる。

この中で、どれを優先的に行うか。

それは、手術以外のことを全てやり切って、それでも症状が改善しない時に手術する。といった流れが最適です。

当院にも、「手術をしたけど症状が全く改善しなかった」といった方も多くいらっしゃいます。

症状でお悩みの方は是非一度ご来院ください。

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おひとりおひとりのお悩みに合わせてじっくりカウンセリングさせていただき、最善の治療方法をご提案させていただきます。

ご来店を心よりお待ちしております。

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