院長のつぶやき

腰痛の原因でもある「椎間板症」とは?

2026/3/18

見逃されやすい腰痛の正体を解説

腰痛で悩んでいる方の中には、「レントゲンでは異常がないと言われたけど痛い」という経験をされた方も多いのではないでしょうか。

その原因の一つとして考えられるのが、**椎間板症(ついかんばんしょう)**です。
今回は、腰痛の原因として重要な「椎間板症」について分かりやすく解説します。


■ 椎間板とは?

まず、椎間板とは背骨(腰椎)と背骨の間にあるクッションのような組織です。

役割としては、

・衝撃の吸収
・体の動きをスムーズにする
・姿勢の安定

などがあります。

日常生活の中で、立つ・座る・歩くといった動作のたびに、この椎間板には負荷がかかっています。


■ 椎間板症とは?

椎間板症とは、椎間板が変性(劣化)し、痛みの原因となっている状態を指します。

特徴としては、

・慢性的な腰痛
・動き始めの痛み
・長時間座ると痛い
・前かがみで痛みが強くなる

といった症状が多く見られます。

椎間板ヘルニアのように神経を強く圧迫する状態ではないものの、椎間板自体が痛みの原因となっているケースです。


■ なぜ椎間板症が起こるのか?

椎間板は年齢とともに水分が減少し、弾力性が低下していきます。

そこに、

・長時間の座り姿勢
・前かがみの姿勢
・繰り返しの負荷
・体重増加

などが加わることで、椎間板にストレスがかかりやすくなります。

特にデスクワークや車の運転が多い方は、椎間板への負担が蓄積しやすい傾向があります。


■ レントゲンではわかりにくい理由

椎間板はレントゲンには写らない組織です。

そのため、

「骨には異常がない」
=「問題がない」

というわけではありません。

実際には椎間板に負担がかかり、痛みが出ているケースも多くあります。


■ 椎間板症の改善のポイント

椎間板症による腰痛を改善するためには、椎間板にかかる負担を減らすことが重要です。

具体的には、

・姿勢の改善(特に前かがみを減らす)
・長時間の座位を避ける
・体幹の安定性を高める
・適度な運動(ウォーキングなど)

などが有効です。

また、腰椎や骨盤の動きを整えることで、椎間板への負担を軽減することも重要です。


■ 当院での考え方

当院では、椎間板症による腰痛に対して、

・姿勢や動作の評価
・腰椎や骨盤の調整(徒手療法)
・鍼治療による筋緊張の改善
・生活環境の見直し

を組み合わせて施術を行います。

痛みのある部分だけでなく、「なぜ椎間板に負担がかかっているのか」を重視してアプローチします。


■ まとめ

腰痛の原因は椎間板症かもしれません

腰痛の原因は一つではありませんが、

✔ 長時間の座位
✔ 前かがみ姿勢
✔ 繰り返しの負荷

などにより、椎間板にストレスがかかり「椎間板症」が起こることがあります。

レントゲンで異常がないと言われても、腰痛がある場合は椎間板が関与している可能性もあります。

腰痛がなかなか改善しない方は、一度原因をしっかり評価することが大切です。
腰痛でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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