当院の初回来院時の流れについて

2022/8/6

今回は、当院にはじめて来院する方向けに、どのような流れで治療に入っていくかについて解説していきます！

初回時の来院は不安なことが多いと思いますので、是非参考にしていただけますと幸いです！

1. 問診

まずは、初回問診になります。時間にすると20分くらいが一般的です。この問診は、私が原因を特定するために行う必要があるのと、患者様がどのようなことで困っていて、どのような希望をお持ちなのかを明確にするために必要となります。我々の業界では、問診の様子を見るだけで、その治療家の能力がわかる！ってくらい実力差が現れるものとなります。当院では、患者様への説明を十分に行いたいので、しっかりと時間をとらせてください。

質問項目は、大きく分けて３つございます。

１つ目は、生活状況です。例えば、職歴・家での習慣・趣味活動・運動歴などです。痛みの原因が明確でない場合、日常生活の習慣から発症する問題が多くあります。

２つ目は、病歴です。これは、「いつから発症している」「痛みの強さはどのように変化している」「これまでに受けた治療歴」「症状がでたきっかけ」などが挙げられます。

最後に３つ目は、危険リスクのチェックになります。これは、今回の症状が当院で見て良いものなのかを判断する質問になります。例えば「急激な体重減少」「激しいめまい・耳鳴り」「意識消失」「発熱」「下痢・嘔吐」などのような、生命に危険な症状を発症している場合には、他の医療機関の受診を薦める場合もございます。

2. 検査・評価

次にお体の状況を確認する段階に入ります。問診の情報を基に、私自身が仮説をたて「関節の硬さ」「筋力の強さ」「姿勢・動作の異常」「長さや周計」などを測定し、問診情報と照らし合わせて考察していきます。ここまで来ると、症状の原因がだいぶ予想できるようになり、現状の考えを患者様と共有していきます。

3. 施術・治療

最後に治療を行います。問診・検査の結果から、痛みの原因やお悩みの症状の原因を予想し、その仮説をもとに治療を行っていきます。当院の治療に至るまでの考察は、国際ライセンスでの知識や、大学院でのデータから引用し、一人一人にそれぞれの原因とそれに対するアプローチをオーダーメイドで導き出します。また、整形外科クリニックでの膨大な臨床経験から、皆様と同様な症状の方が、どのくらいの期間治療したことでどのくらいの改善率があったかは、おおよそですがわかります。

4. 状態の説明と今後について

治療がすべて終わったら、最後にまとめを行います。これは、60分通してわかった症状の原因や今後の治療方針について分かり易く解説していきます。その内容に同意していただき、ご満足いただけましたら最後に予約を取る流れとなります。当院は、押し売りや不安を煽った予約の取り方はいっさい行いません。最後に決断するのは患者様になります。