院長のつぶやき

腰痛を放っておくとどうなる?

2026/2/27

悪化した場合に考えられる疾患とは

「そのうち治るだろう」
「少し痛いだけだから大丈夫」

腰痛はよくある症状のため、つい我慢してしまう方が多いものです。しかし、腰痛を長期間放置すると、症状が悪化し、より大きな問題につながることがあります。

今回は、腰痛を放っておくとどうなるのか、そして悪化した場合に考えられる疾患について解説します。


■ 腰痛は“痛み”だけで終わらないことがある

初期の腰痛は、

・筋肉の緊張
・一時的な炎症
・姿勢の崩れ

といった比較的軽い原因で起こることが多いです。

しかし、痛みをかばう生活が続くと、

・動きが悪くなる
・筋力が低下する
・姿勢がさらに崩れる

という悪循環に陥ります。

これにより、腰への負担が増し、慢性化や疾患の進行につながることがあります。


■ 悪化すると考えられる主な疾患

① 腰椎椎間板ヘルニア

椎間板に繰り返し負担がかかることで、椎間板が飛び出し神経を圧迫する状態です。

症状としては、

・強い腰痛
・坐骨神経痛(お尻〜足の痛み・しびれ)
・足の力が入りにくい

などがみられます。

初期の腰痛を無理して使い続けることで、発症リスクが高まることがあります。


② 腰部脊柱管狭窄症

加齢や負担の蓄積により、神経の通り道が狭くなる疾患です。

・歩くと足がしびれる
・少し休むと楽になる
・前かがみになると楽

といった特徴があります。

慢性的な腰痛を放置している方に多くみられます。


③ 慢性腰痛症

3か月以上続く腰痛は「慢性腰痛」と呼ばれます。

慢性化すると、

・痛みに対する不安が強くなる
・動くことが怖くなる
・日常生活の質が低下する

といった問題が生じます。

身体的な問題だけでなく、心理的な影響も大きくなります。


④ ぎっくり腰の再発

軽い腰痛を抱えたまま生活していると、ある日突然、強い急性腰痛(ぎっくり腰)を起こすことがあります。

これは、疲労や負担が限界を超えたサインとも言えます。


■ すべてが重症になるわけではありません

もちろん、すべての腰痛が重大な疾患に進行するわけではありません。

しかし、

✔ 痛みが長引いている
✔ 徐々に悪化している
✔ 足のしびれが出てきた

といった場合は注意が必要です。


■ 早めの対応が悪化を防ぐ

腰痛は、早い段階で原因を見極め、

・姿勢の改善
・動作の修正
・筋力のバランス調整
・適切な施術

を行うことで、悪化を防ぐことができます。

「まだ我慢できるから」と放置するよりも、軽いうちに対処するほうが回復も早くなります。


■ まとめ

腰痛は放置せず、早めのケアを

腰痛は身近な症状ですが、放置すると

✔ 椎間板ヘルニア
✔ 脊柱管狭窄症
✔ 慢性腰痛

などに進行する可能性もあります。

「大したことない」と思わず、違和感の段階でケアすることが大切です。

腰痛が続いている方は、悪化する前に一度ご相談ください。
早めの対応が、将来の大きなトラブルを防ぐ第一歩です。


治療院 春の風(はるのかぜ)

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