院長のつぶやき

腰椎椎間板ヘルニアと椎間板の役割

2025/10/15

腰椎椎間板ヘルニアと椎間板の役割

腰痛や坐骨神経痛で悩む方にとって、「腰椎椎間板ヘルニア」という言葉は非常に耳に馴染みがあるかもしれません。しかし、そもそも椎間板とは何なのか、その役割やヘルニアが起きる仕組みを理解することで、より適切な対処法や予防法を考えることができます。

椎間板とは?

椎間板は、背骨(脊椎)の椎骨と椎骨の間にあるクッションのような組織です。腰椎は一般的に5つの椎骨(L1〜L5)で構成され、それぞれの椎骨の間に椎間板が存在します。椎間板は、中心に「髄核(ずいかく)」、外側に「線維輪(せんいりん)」という2つの部分から成り立っています。髄核はゼリー状で衝撃を吸収する役割を担い、線維輪は丈夫な繊維で髄核を包み込み、椎骨を安定させています。

椎間板の主な役割は以下の通りです。

  1. 衝撃吸収
    日常生活での歩行や走行、ジャンプなどの動作で腰にかかる衝撃を和らげ、脊椎や内臓への負担を軽減します。
  2. 柔軟性の提供
    椎間板があることで、前後の屈伸、左右の回旋、側屈など、腰を自由に動かすことが可能です。これにより日常動作だけでなくスポーツ動作もスムーズに行えます。
  3. 荷重分散
    椎骨同士が直接ぶつかるのを防ぎ、体重や荷物の重さを椎間板全体で均等に分散します。

腰椎椎間板ヘルニアとは?

腰椎椎間板ヘルニアは、この椎間板の構造が何らかの原因で破綻し、髄核が線維輪を突き破って外に飛び出す状態を指します。飛び出した髄核が神経を圧迫すると、腰痛だけでなく足のしびれや痛み、筋力低下などの症状を引き起こすことがあります。

ヘルニアの原因には、加齢による椎間板の変性、重い物を持ち上げる際の不適切な姿勢、長時間のデスクワークによる腰への負荷などがあります。特に、椎間板は血流が乏しく、自己修復能力が低いため、損傷が起こると自然治癒が難しいことがあります。

予防と日常生活での注意点

腰椎椎間板ヘルニアを予防するには、椎間板にかかる負荷を減らすことが重要です。以下の点に注意しましょう。

  • 正しい姿勢
    デスクワークやスマホ操作の際は、腰が丸まらないように背筋を伸ばすこと。
  • 適度な運動
    腰や腹筋を強化することで、椎間板への負荷を分散させます。特に体幹トレーニングが有効です。
  • 重量物の持ち上げ方
    腰ではなく膝を曲げて持ち上げる、荷物を体に近づけるなどの工夫が必要です。
  • 体重管理
    体重が増えると腰椎への負担も増大します。適正体重を維持することが椎間板を守るポイントです。

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