院長のつぶやき

当院で肩こり治療の考え方について

2025/2/18

1. 肩こりの病態

肩こりは、首から肩、背中にかけての筋肉が緊張し、痛みや不快感を引き起こす症状の総称です。特に僧帽筋や肩甲挙筋、菱形筋などの筋肉が硬くなることで、血行不良が生じ、痛みやこりを引き起こします。

肩こりの主な原因としては、以下のような要因が考えられます。

  • 筋肉の過緊張:長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、不良姿勢が原因で、首や肩の筋肉が過度に緊張する。
  • 血行不良:筋肉の緊張が続くことで、血流が滞り、酸素や栄養素の供給が不足し、老廃物が蓄積する。
  • ストレス:精神的ストレスによって交感神経が活発になり、筋肉が緊張しやすくなる。
  • 眼精疲労:パソコンやスマートフォンの長時間使用により目の疲れが肩や首の筋肉に影響を与える。
  • 加齢:加齢に伴う筋力低下や姿勢の崩れが、肩こりを引き起こすことがある。
  • 内科的疾患:高血圧や自律神経失調症、頚椎症、心疾患などが肩こりの症状を引き起こすこともある。

症状としては、肩や首の重だるさ、痛み、圧迫感のほか、頭痛、めまい、吐き気、腕のしびれなどが伴うこともあります。

2. 肩こりの罹患率

肩こりは、日本人にとって非常に一般的な症状の一つであり、厚生労働省の「国民生活基礎調査」によると、日本人の自覚症状の中で上位に位置しています。特に女性に多くみられる傾向があり、男性よりも高い罹患率を示しています。

厚生労働省の2022年のデータによると、肩こりの有訴者率(症状を自覚している人の割合)は以下のようになっています。

  • 男性:約10〜15%
  • 女性:約20〜25%

女性に多い理由としては、筋力が男性よりも低く、冷え性の人が多いこと、またホルモンバランスの影響が関係していると考えられます。特に、デスクワークの増加やスマートフォンの普及により、若年層でも肩こりを訴える人が増加しています。

また、年代別にみると、40代以降の人に多く、特に閉経後の女性ではホルモンの変化が影響し、肩こりの症状が強くなる傾向があります。

3. 肩こりの予防と対策

肩こりを予防・改善するためには、以下のような対策が有効です。

  • 姿勢の改善:デスクワーク時には、背筋を伸ばし、肩が前に出ないように意識する。パソコンやスマートフォンの画面の高さを適切に調整する。
  • 適度な運動:ストレッチや肩甲骨を動かす運動(肩回し、腕を大きく動かすエクササイズなど)を取り入れる。
  • 血行促進:温めることで血流を改善し、筋肉の緊張を緩和する。入浴や蒸しタオル、マッサージが有効。
  • 眼精疲労の軽減:長時間の画面作業の合間に休憩を取り、遠くを見たり目を閉じたりすることで目の疲れを軽減する。
  • ストレス管理:リラックスできる時間を確保し、ストレスを軽減することで肩こりを予防する。

肩こりは放置すると慢性化し、生活の質を低下させることもあります。早めの対策を行い、日常生活の中で予防を意識することが重要です。

これらの対策を実施しても効果を感じない場合は是非一度ご来院ください。

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