院長のつぶやき

足底腱膜炎の対処法

2025/1/15

足底腱膜炎は、足裏の足底腱膜が炎症を起こすことで生じる疾患で、特にかかとの痛みを伴うことが特徴です。歩行や立ち仕事が多い方、ランニングなどのスポーツ愛好者に多く見られます。この疾患の対処には、原因を取り除くことと、症状を緩和するための治療を組み合わせることが重要です。以下では、足底腱膜炎の具体的な対処法について説明します。

1. 安静と負荷の軽減

足底腱膜炎の初期段階では、痛みが強くなる原因となる足の過度な使用を控えることが必要です。長時間の立ち仕事や激しい運動を避け、足底への負担を軽減します。また、休憩中には足を高く上げて血行を促進し、炎症の軽減を図ることも効果的です。

2. アイシング

足底腱膜炎の痛みや炎症を和らげるために、患部にアイシングを行います。氷をタオルで包んで患部に15~20分程度当てる方法が一般的です。これを1日数回繰り返すことで、痛みを軽減できます。

3. ストレッチとエクササイズ

足底腱膜を柔らかくし、血行を改善するためのストレッチやエクササイズが推奨されます。以下の方法が効果的です:

  • 足底腱膜のストレッチ:壁に手をつき、片足を後ろに引いた状態でふくらはぎを伸ばします。
  • タオルストレッチ:座った状態でタオルを足の裏にかけ、両端を引っ張りながら足底腱膜を伸ばします。
  • ゴルフボールマッサージ:ゴルフボールやテニスボールを足裏で転がしてマッサージすることで、足底腱膜をほぐします。

4. 適切な靴の選択とインソールの使用

足底腱膜炎の予防や治療には、クッション性の高い靴や、アーチサポート付きのインソールの使用が効果的です。足裏のアーチを適切に支えることで、足底腱膜への負担を軽減できます。特に、硬い地面での作業が多い場合には、クッション性に優れた靴を選ぶことが重要です。

それでも治らなければ、一度ご来院ください。

細かくお身体の評価・検査からいたします。

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治療院 春の風(はるのかぜ)

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