
「長時間座っていると腰が痛くなる」
「前かがみになると腰に痛みが走る」
「朝起きたときに腰が痛い」
このような腰痛を繰り返している方は、もしかすると腰椎椎間板症が関係しているかもしれません。
腰痛にはさまざまな原因がありますが、その一つが椎間板に由来する痛みです。
今回は、腰椎椎間板症の特徴や椎間板ヘルニアとの違い、当院での治療の考え方について解説します。
椎間板とは、背骨と背骨の間に存在するクッションのような組織です。
中心にある髄核と、その周囲を取り囲む線維輪などから構成され、背骨にかかる衝撃を吸収したり、動きを支えたりする役割があります。
しかし、加齢や繰り返しの負担などによって椎間板に変性や損傷が生じることがあります。
こうした椎間板の変化が腰痛に関係していると考えられる状態を、一般に腰椎椎間板症と呼びます。
ただし、MRIで椎間板の変性が見つかったからといって、必ずしもそれが腰痛の原因とは限りません。
症状や身体評価、画像所見などを総合的に判断することが重要です。
椎間板由来の腰痛では、次のような特徴がみられることがあります。
特に注目したいのが、座る姿勢や前かがみの動作です。
これらの姿勢では、椎間板にかかる負荷が変化するため、椎間板由来の腰痛では症状が強くなる場合があります。
ただし、これらの特徴は筋肉や椎間関節など、別の原因による腰痛でもみられます。
症状だけで椎間板症と決めつけないことが大切です。
椎間板症と椎間板ヘルニアは、混同されやすい疾患です。
椎間板症は、椎間板の変性や損傷などが腰痛に関係していると考えられる状態です。
一方、椎間板ヘルニアは、椎間板の一部が外側へ突出した状態を指します。
ヘルニアによって神経が刺激された場合には、腰痛だけでなく、お尻から足にかけての痛みやしびれ、筋力低下などが現れることがあります。
ただし、ヘルニアがあっても症状が出ない方もいます。
つまり、画像上の異常だけでなく、実際にどのような症状が出ているのかを確認することが重要なのです。
椎間板由来の腰痛では、日常生活でどのように腰へ負担がかかっているかを考える必要があります。
例えば、長時間のデスクワークで腰を丸めた姿勢が続くと、特定の組織に繰り返し負荷がかかることがあります。
また、股関節や胸椎の動きが悪い場合には、前かがみや物を持ち上げる動作で腰椎に負担が集中することもあります。
そのため、単純に腰の筋肉をほぐすだけでは十分でないケースもあります。
「なぜ椎間板に負担がかかっているのか」まで考えることが、腰痛の改善には重要です。
当院では、椎間板症が疑われる腰痛に対して、まず身体機能を詳しく評価します。
腰椎の動きだけでなく、股関節の可動域、筋力、姿勢、日常生活での動作なども確認します。
そのうえで、必要に応じて以下の治療を組み合わせます。
① 運動療法
腰を反らす運動や姿勢の修正など、症状の変化を確認しながら適切な運動を選択します。
例えばマッケンジー法の考え方を取り入れ、腰椎の伸展運動によって症状が軽減する場合には、その運動を活用することがあります。
ただし、すべての椎間板症に腰を反らす運動が適しているわけではありません。
② 徒手療法
腰椎や股関節、胸椎などの関節可動域に問題がある場合には、徒手療法によって動きの改善を目指します。
腰に負担が集中しにくい身体の動きを獲得することが目的です。
③ 鍼治療
椎間板由来の痛みに伴って、腰部の深い筋肉に強い緊張が生じていることがあります。
このような場合には、鍼治療によって筋緊張や痛みの軽減を図ります。
ただし、鍼治療によって傷んだ椎間板そのものを修復できるわけではありません。
④ セルフケア指導
治療院での施術だけでなく、座り方や仕事中の姿勢、適切な運動など、日常生活での負担を減らす方法もお伝えしています。
椎間板に変性があるからといって、腰痛が改善しないわけではありません。
椎間板の変性そのものを元に戻すことは難しくても、痛みの軽減や身体機能の改善を目指すことは可能です。
大切なのは、画像上の変化だけに注目するのではなく、
関節の動き、筋力、姿勢、身体の使い方など、改善できる部分を見つけることです。
なお、足の筋力低下が進行している場合や、排尿・排便の異常、会陰部の感覚低下などがある場合には、速やかな医療機関での評価が必要です。
長時間座ると痛い、前かがみで痛い、中腰の姿勢がつらい。
こうした腰痛では、椎間板が関係している可能性があります。
しかし、腰痛の原因は椎間板だけとは限りません。
だからこそ、「腰が痛いから腰を揉む」のではなく、何が痛みの原因になっているのかを詳しく評価することが大切です。
当院では、理学療法士・鍼灸師として、腰椎だけでなく股関節や胸椎、筋力、姿勢、身体の使い方などを総合的に評価しています。
そのうえで鍼治療・徒手療法・運動療法を組み合わせ、慢性的な腰痛の根本改善を目指します。
長年の腰痛や、座っていると悪化する腰痛、椎間板症と診断されてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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治療院 春の風(はるのかぜ)
【住所】
埼玉県川口市坂下町1丁目12-9 emビル101号室
【HP】
https://harunokaze-hatogaya.com
【電話番号】
048-446-6683
※施術中で電話に出れない場合は折り返しさせていただきます
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駐車場あり(事前予約必須/バイク可)
【営業時間】
9:00~19:00(受付18:30まで)
【定休日】
月曜・日曜・祝日
おひとりおひとりのお悩みに合わせてじっくりカウンセリングさせていただき、最善の治療方法をご提案させていただきます。
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