院長のつぶやき

膝の痛み|手術の前にやってみること

2026/9/3

「膝の軟骨がすり減っています」

「将来的には手術が必要かもしれません」

整形外科でこのように言われ、不安になっている方も多いのではないでしょうか。

もちろん、変形が強く日常生活に大きな支障がある場合など、手術が適切な選択となるケースもあります。

しかし、変形性膝関節症だからといって、すぐに手術しか選択肢がないわけではありません。

日本整形外科学会のガイドラインでも、膝の変形性関節症に対する運動療法は、痛みの軽減・身体機能・日常生活機能の改善に有用として強く推奨されています。

今回は、手術を考える前に確認しておきたいポイントをご紹介します。


① まず「なぜ膝が痛いのか」を評価する

レントゲンで、

「軟骨がすり減っている」
「変形性膝関節症です」

と言われることがあります。

しかし、大切なのは画像だけではありません。

実際の治療では、

・膝関節の可動域
・太ももの筋力
・股関節の動き
・足首の動き
・O脚などのアライメント
・歩き方

なども確認する必要があります。

日本整形外科学会でも、変形性膝関節症では問診や関節可動域、腫れ、変形などを確認したうえで画像検査を行うとしています。

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② 膝の可動域を改善する

膝がしっかり伸びない、曲がらない状態になると、歩行時の身体の使い方も変化します。

特に、

「膝が最後まで伸びない」

という状態は重要です。

膝関節そのものだけではなく、周囲の筋肉や関節の状態を確認し、必要に応じて可動域を改善していきます。


③ 太ももや股関節の筋力を改善する

膝の痛みがあると、

「痛いから動かさない」

という状態になりがちです。

しかし、動かない期間が長くなるほど筋力が低下し、さらに身体を支えにくくなることがあります。

特に、

大腿四頭筋など膝を支える筋肉の機能を維持することは重要です。

日本整形外科学会でも、大腿四頭筋の筋力強化や関節可動域改善などの運動療法が治療の一つとして挙げられています。


④ 膝だけではなく股関節・足首も確認する

当院では、膝が痛いからといって膝だけを治療するわけではありません。

例えば、

股関節がうまく使えていなかったり、足首が硬かったりすると、その代わりに膝へ負担が集中することがあります。

そのため、

「なぜ膝に負担がかかっているのか?」

という視点で身体全体を評価することが重要です。

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手術を否定するわけではありません

ここは非常に大切です。

当院では、

「手術をしないこと=正解」だとは考えていません。

保存療法を行っても強い痛みや機能障害が残る場合など、手術が適している患者様もいます。日本整形外科学会も、保存的な治療で改善しない場合には手術治療を検討するとしています。

また、ロッキングなど機械的な問題が強い場合には、早期の外科的治療が適切となるケースもあります。

大切なのは、

手術をする・しないを最初から決めるのではなく、自分の膝に残されている機能をしっかり評価することです。


当院でできること

当院では理学療法士としての経験を活かし、

・膝関節の可動域
・筋力
・股関節、足関節の動き
・歩き方
・身体の使い方

などを総合的に評価します。

そのうえで、整体や鍼治療、関節への施術、運動療法、セルフケアなどを組み合わせ、

膝にかかる負担を減らし、身体機能を改善すること

を目指します。


まとめ|手術を決める前に「まだ改善できる機能」がないか確認してみる

変形そのものを整体や鍼治療で元に戻すことはできません。

しかし、

関節の動きや筋力、歩き方など、改善できる部分が残されている可能性はあります。

実際、膝OAに対する運動療法は、痛みや身体機能、日常生活機能の改善に有用とされています。

「手術を勧められたけれど、その前にできることを試してみたい」

「膝の変形があると言われ、もう改善しないのではと不安」

そんな方は、一度身体の機能を詳しく評価してみることも選択肢の一つです。

当院では、手術を無理に否定するのではなく、現在のお身体の状態を確認したうえで、その方にできることを一緒に考えていきます。

膝の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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治療院 春の風(はるのかぜ)

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ご来店を心よりお待ちしております。

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