院長のつぶやき

膝の半月板損傷で手術を検討している方へ

2024/12/11

MRI画像の結果が示すものと、実際の痛みや症状が一致しないケースは多々あります。これは特に半月板損傷において顕著です。この記事では、MRI画像の結果に過度に依存せず、適切な治療法を検討する重要性について解説します。

MRI画像は何を示しているのか?

MRI(磁気共鳴画像)は、体内の詳細な画像を提供する非常に有用な診断ツールです。特に半月板の損傷や断裂の診断に役立ちます。しかし、MRI画像が示す異常が必ずしも痛みや機能障害を引き起こしているとは限りません。

例えば、高齢者の多くは、半月板に軽度から中程度の異常があっても、症状を全く感じないことがあります。これは、年齢とともに半月板が自然に変性するためです。同様に、スポーツ選手などでは軽微な損傷があっても、症状が見られない場合があります。一方で、明らかな異常がなくても、患者が強い痛みを訴えるケースもあります。

半月板損傷と痛みの関係

半月板損傷による痛みは、その損傷の種類、位置、そして個人の痛みの感じ方によって異なります。典型的な症状としては、膝の腫れ、ロック(膝が固まる感じ)、クリック音、歩行や階段昇降時の痛みなどがあります。

しかし、これらの症状が必ずしもMRI画像に明確に反映されるわけではありません。そのため、痛みの原因を特定するには、詳細な問診や理学的検査が不可欠です。MRI画像はあくまで補助的な役割を果たすものであり、それ単独で診断や治療方針を決定するのは適切ではありません。

しかし、現在の医療において、一人一人に十分な診療時間がなく、MRIでの異常イコール、その異常による痛みであると断定してしまっている整形外科は非常に多いです。

また、手術を得意とする整形外科の医師は、このような場合、自分の得意分野である手術を勧めるでしょう。。

手術を検討するべきか?

半月板損傷の治療法は、大きく分けて保存療法と手術があります。保存療法では、休息、理学療法、薬物治療などが含まれます。多くの場合、これらの方法で痛みや機能障害を十分に改善できます。

しかし、以下のような場合には手術が検討されることがあります:

  • 保存療法を試みても症状が改善しない
  • 膝のロック現象が頻繁に起こる
  • 痛みや機能障害が日常生活に大きな支障をきたしている

当院では、「手術をしたのに痛みの改善がなかった」「手術をしたら余計に痛みがでてしまった」などの声を多く聞きます。

ここでおすすめの流れは、保存療法(鍼治療・理学療法・筋力強化・ストレッチ)をしても治らなかった→では、手術を検討しよう。といった流れが良いと思います。

ご興味のある方は、一度お問い合わせください。

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