
関節の変形だけが原因ではありません
膝の内側に痛みを感じたとき、多くの方は「変形性膝関節症」や「半月板の問題」を疑います。確かにこれらの疾患は内側の痛みを引き起こす代表的な原因です。しかし実際には、膝の内側の痛みは関節だけでなく筋肉や神経の問題によって起こることも非常に多いのをご存じでしょうか?
今回は、膝内側の痛みに関与する「鵞足炎」や「ハンター管症候群」など、筋肉・軟部組織が原因となるケースを中心に解説します。関節の変形がないのに痛みが続く方、レントゲンでは異常なしと言われた方は、ぜひ参考にしてみてください。
整形外科で膝の痛みを訴えると、まず行われるのがレントゲン検査です。しかしレントゲンでは「骨の形」しか判断できません。筋肉、腱、靭帯、神経といった軟部組織までは映らないため、変形がないのに膝が痛いというケースは珍しくありません。
膝の痛みの原因は大きく分けて次の2つに分類できます。
特に膝の内側の痛みは、軟部組織が原因になっていることが多いのです。
膝内側の痛みで最も多い筋肉由来の原因
鵞足とは、太もも内側〜膝の内側についている3つの筋肉の腱が集まった部分のことを指します。
これらの腱は歩行や階段、立ち上がりなどで強く引っ張られるため、使いすぎや筋バランスの崩れによって炎症が起こりやすい部位です。
特に膝の変形がなくても、太ももの筋肉が硬い人・運動量の多い人は鵞足炎を起こしやすくなります。
もう一つ見落とされやすいのが、ハンター管症候群です。
ハンター管とは、太ももの内側を通る神経(伏在神経)と血管が走るトンネルのような構造です。ここの周囲の筋肉、特に内側広筋が緊張することで神経が圧迫され、膝の内側に痛みやしびれが出ることがあります。
関節の変形がなくても、筋肉の硬さにより神経が圧迫されることで症状が出るため、こちらもレントゲンではわからないタイプの膝痛です。
筋肉や腱・神経が原因となる膝痛には、次のような共通点があります。
こういった特徴がある場合、痛み止めや湿布だけでは不十分なことが多く、筋肉や神経の評価と治療が必要になります。
鵞足を構成する筋肉や内側広筋、大腿筋膜張筋などの柔軟性を高めることで、膝への負担が大幅に減ります。
深部の筋肉の硬さが原因となっている場合、マッサージだけでは届かないことも多く、鍼治療が非常に効果的です。
膝は「股関節と足首の影響を大きく受ける関節」です。膝だけ治療しても改善しない人はここがポイント。
歩き方・階段の上り方・立ち上がり動作など日常のクセが膝の内側痛を引き起こすことがあります。
膝の痛みでお悩みの方は、是非一度ご来院いただき、痛みの原因を突き止めてみましょう。
治療院 春の風(はるのかぜ)
【住所】
埼玉県川口市坂下町1丁目12-9 emビル101号室
【HP】
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おひとりおひとりのお悩みに合わせてじっくりカウンセリングさせていただき、最善の治療方法をご提案させていただきます。
ご来店を心よりお待ちしております。
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