院長のつぶやき

腰部脊柱管狭窄症の手術後。腰が丸くなってしまう。。4回の来院で杖を忘れるほどに!

2022/8/3

今回は、腰部脊柱管狭窄症の手術後、歩いていると背中が丸まってしまい、長距離の歩行が困難になってしまった、70代男性にコメントをいただきました。

Q. 当院に来る前の症状と経緯を教えてください。

A. 自分で歩くと孫に「腰が曲がっているよ」と言われ、家の周りを歩くのも年寄りに見られてしまうのが嫌で、改善できればと思い来院しました。

Q. 今回は、痛みでの来院ではなく、背中が丸まってしまうという悩みで来ていただいたのですね。それでは、そのきっかけとなった脊柱管狭窄症の手術はいつ頃されたのですか?

A. 4年前に行いました。

Q. その時のリハビリはどうでしたか。

A. リハビリはほとんどなく、退院という経緯となりました。こちらの治療院では、背中が丸まって原因を説明してもらい「なるほど。なるほど」と理解することができました。退院後は4年間、どの様な体操やリハビリを行って良いかわからない状況でした。

Q. 当院では、背中が丸まってしまう原因説明以外に自主トレを説明致しましたが、難しい体操ではなかったでしょうか。

A. 難しくなかったです。自分から進んでやらなくてはいけないと感じました。

Q. 当院に来院していただいて、治療を実施したのは3回になりましが、ご自身で身体の変化を感じられますか。

A. 前は、必ず外に出ると「杖、杖」と言っていたんだけど、最近はすぐに忘れてしまい歩ける様になってきました。外出中は、杖での歩行は恥ずかしいのでなるべく杖を使わないで、姿勢を正して歩く様にしています。

Q. 最後に、同じ様なお悩みを抱えているかたに何か一言いただいてよろしいでしょうか。

A. 今後もう少し通い、更なる変化が見られたら「こういうところがあるよ」と紹介したいと思います。

担当者の振り返り、考察

今回の患者様は、腰部脊柱管狭窄症の手術後に外出頻度が減ってしまい、いつの間にか歩行時に背中が丸まってしまった方でした。

背中が丸まってしまった原因として、3点挙げられます。

・手術後、適切なリハビリ方法や、管理方法の説明を受けられず、活動量が減ってしまったこと

・活動量低下に伴う、筋力低下が歩行時の背中の丸まりに直結してしまったこと

・背中が丸くなって歩いているところを見られるのが嫌なため、さらに活動量が減ってしまったこと

これらの問題が悪循環を招き、やがて杖が必要な状況になっていった。以上が私が考えた考察になります。

当院で実施したこと

・腰椎の柔軟性を良くすること

・体幹や脚の筋力強化

これらの実施により姿勢の修正及び、筋力強化が図れ、たった数回の介入で改善がみられたと考えられます。

もちろんご本人の自宅での努力や姿勢の意識があってのことです!素晴らしい変化をご報告いただき、有難う御座いました!

この様な症状でお困りの方がおりましたら、是非一度ご来院ください!

治療院 春の風HP:https://harunokaze-hatogaya.com

お問合せ

TEL:048-446-6683

mail:harunokaze.acp.pt@gmail.com

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