院長のつぶやき

肩こりの根本改善には、マッサージだけではダメ?

2025/11/29

肩こりに悩む方は非常に多く、日々の生活でついマッサージに頼ってしまうという方も多いのではないでしょうか。確かにマッサージは、肩周囲の筋肉をほぐすことで一時的に痛みやこりを和らげる効果があります。しかし、肩こりの根本原因を解決するには、マッサージだけでは不十分です。

肩こりの根本改善には、頸椎の配列を整えること、姿勢を修正すること、そして鍼治療で局所的な硬結を取り除くことが重要です。今回は、肩こりを根本から改善するためのアプローチについて解説します。


1. 頸椎の配列を整える

肩こりの多くは、首の骨(頸椎)の配列の乱れが関係しています。最近では、スマホやパソコンの使用によって頭が前に出る「ストレートネック」や、首の自然なカーブが失われた姿勢の方が増えています。

頸椎の配列が乱れると、以下のような影響が出ます。

  • 首や肩の筋肉に過剰な負担がかかる
  • 肩甲骨の動きが制限され、肩こりを助長
  • 頭の位置が前方になることで、僧帽筋や肩甲挙筋が常に緊張状態に

マッサージでは筋肉をほぐすことはできますが、頸椎の配列の乱れ自体を改善することはできません。頸椎の配列を整える施術や運動を取り入れることで、肩こりの原因そのものにアプローチできます。


2. 姿勢を修正する

肩こりは、日常生活での姿勢の悪さとも密接に関係しています。代表的な姿勢の乱れには以下があります。

  • 猫背:背中が丸まり、肩が前に出てしまう
  • 巻き肩:肩が内側に入り、胸が閉じた状態になる
  • デスクワーク姿勢:長時間の前傾姿勢や首の前方偏位

これらの姿勢は、肩や首の筋肉に慢性的な負担をかけ、肩こりを悪化させます。姿勢改善には以下のアプローチが効果的です。

  • 背筋や肩甲骨周囲の筋力を強化する
  • 巻き肩や猫背を意識的に正すストレッチや運動を行う
  • デスクや椅子の高さ、モニター位置を調整して正しい姿勢を保つ

姿勢を改善することで、肩周囲の筋肉への負担が減り、肩こりの根本改善につながります。


3. 鍼治療で局所的な硬結を取る

肩こりの原因は、頸椎の配列や姿勢の乱れだけではありません。筋肉にできた**局所的な硬結(こりやしこり)**も、痛みやこりを引き起こす要因となります。

鍼治療は、肩や首の硬結に直接刺激を与えることで、以下の効果が期待できます。

  • 筋肉の緊張を緩め、血流を改善
  • 痛みの伝達を抑制し、こり感を軽減
  • 関節や筋肉の動きを回復させ、姿勢改善をサポート

鍼治療は、マッサージでは届きにくい深層の筋肉に働きかけることができるため、頸椎配列の調整や姿勢改善と組み合わせることで、より根本的な肩こり改善が可能になります。


4. 根本改善には総合的なアプローチが必要

肩こりを根本から改善するには、マッサージだけに頼るのではなく、原因に応じた複合的なアプローチが必要です。

  • 頸椎の配列を整えることで、首や肩への負担を減らす
  • 姿勢を修正して、日常生活での筋肉負担を最小化する
  • 鍼治療で局所の硬結を取り、血流や可動域を改善する

これらを組み合わせることで、肩こりの根本原因にアプローチでき、再発を防ぎながら症状を改善することが可能です。


5. まとめ

肩こりは、筋肉の緊張だけでなく、頸椎の配列の乱れや姿勢の悪さ、局所的な筋硬結など、複数の要因が絡み合って発生します。そのため、マッサージだけで一時的に痛みを和らげても、根本的な改善にはつながりません。

根本改善には、次の3つのアプローチが重要です。

  1. 頸椎の配列を整えること(ストレートネックや首のカーブの修正)
  2. 姿勢を修正すること(巻肩や猫背の改善)
  3. 鍼治療で局所的な硬結をとること(筋肉の深層部へのアプローチ)

肩こりに悩む方は、マッサージだけに頼らず、頸椎・姿勢・筋肉の全体を見直すアプローチを取り入れることで、快適な肩や首の動きを取り戻すことができます。

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