院長のつぶやき

筋肉の硬さには種類があり、その違いによって治療方法も変わります!

2025/6/28

🩺 筋肉の硬さの医学的分類(筋硬結を含む)

① 筋緊張亢進(Hypertonia)

  • 定義:安静時や他動運動時に筋緊張が異常に高く、抵抗がある状態。
  • 原因:中枢神経障害(脳卒中、パーキンソン病など)、ストレスや自律神経の過活動。
  • 特徴:持続的な緊張、抵抗、筋スパズムの併発など。
  • 文献:Hypertoniaは上位運動ニューロン障害に由来する典型的な臨床型とされている pt-goyasu.com+1scispace.com+1jspt.or.jp

② 痙縮(Spasticity)

  • 定義:運動速度が速いほど増強する筋緊張(速度依存性)。
  • 原因:上位運動ニューロン病変(脳卒中、脊髄損傷など)。
  • 特徴:クランプナイフ反応、深部腱反射の亢進。
  • 文献:Spasticityは速度依存的増加と“キャッチ‐リリース”現象を特徴とする 。

③ 固縮(Rigidity)

  • 定義:運動速度にかかわらず一定の筋緊張があり、鉛管様または歯車様の抵抗を感じる。
  • 原因:錐体外路障害(パーキンソン病など)。
  • 特徴:動きに関わらず持続的抵抗。
  • 文献:固縮は Parkinson’s 固縮とも呼ばれ、抵抗が方向問わず一定である scispace.com+2pt-goyasu.com+2jstage.jst.go.jp+2jstage.jst.go.jp

④ 筋短縮・拘縮(Contracture)

  • 定義:長期の不動や姿勢不良により筋や腱が長さを失い、可動域が制限される状態。
  • 原因:ギプス固定、持続的な不良姿勢、痙縮など。
  • 特徴:ROM(関節可動域)制限、伸展時痛、組織の線維化。
  • 文献:不動による筋線維数減少・結合組織増加が筋短縮を引き起こす 。

⑤ 筋スパズム(Muscle Spasm)

  • 定義:疲労、脱水、電解質異常などによる局所の不随意収縮。
  • 原因:カルシウムやマグネシウム不足、神経刺激、過使用。
  • 特徴:突発的な痛みを伴い、こむら返り(cramp)としてよく知られる。
  • 文献:筋スパズムは筋・筋膜性疼痛症候群でも観察される mdpi.com+9jspc.gr.jp+9jspt.or.jp+9

⑥ 筋硬結(Myofascial Trigger Points)

  • 定義:筋膜や筋腹内の索状結節や結節状硬い部位(硬結)で、押すと痛みや関連痛が起きる。
  • 原因:局所的な筋過負荷、繰り返し動作、ストレスによる筋過緊張など。
  • 特徴:可触的なしこり、圧痛、関連痛や自律神経反応(汗、ピリピリ感)、可動域の制限。

以上のように、「肩こり」「腰痛」となる筋肉の硬さが上記のような種類があり、これらの種類によってアプローチが変わります。

全ての治療において、これだけやっていればよい!というものはなく、それぞれにあった治療を選択する必要があります。

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