肩こり、首の痛みでお悩みの方は、一度は枕を変えてみようと考えていたり、実際に枕を変えた方も多くいるのではないでしょうか?
しかし、それではなかなか症状が改善されず、何度も高額な枕を購入した経験のある人も多いかと。私も治療家として、頚椎に症状のある方をたくさん治療してきましたが、これといった枕に出会えない人が非常に多くいらっしゃいます。
と、いったことで、今回は枕の調整方法とその考え方について解説いたします!
以上の内容を分かりやすく解説しております!興味のある方は是非最後まで聴いてください!
結論。頚椎や肩甲骨周囲とベッドの間に隙間がない状態で、なおかつ、頚椎が中間位であること。
この様な状況は良い枕と言えそうです。
逆に悪い枕はこんな感じ。
これでは、首とベッドの間に隙間が空いてしまいますね。。。
次に中間位とはどの様なことでしょうか?
中間位とは、頚椎の本来の姿・形のことで、無理のない良い姿勢とされています。
また、こちらの画像をみて下さい。
こちらは、先程と違い、頭が前に出てしまっています。この状況だと、隙間があるないに関わらず、そもそも頚椎が悪い位置関係で固定されてしまっています。
実際に、オーダーメイドの枕はこの高さの調整を、してくれるようですね。
そして、続けて重要なのは、「どの向きになっても中間位」であることが重要です。
それでは、次にこちらの画像を見て下さい。
みなさんも、寝るときは仰向けで寝ていても、寝返りをうつことで、いつの間にか横向きで寝ていることってありますよね?
では、次に、自分でできる枕の調整方法について解説していきます。
先程説明したように、1.身体と枕の間に隙間を作らない 2.頚椎が中間位(良い姿勢)で眠れる
この2つが良い姿勢の条件と解説しました。実際に調整方法はこの様な状態になります。
こちらの画像は、ちょうど頚椎(首の後ろ)にクッションを入れ、頚椎とベッドの隙間を埋めていますね。また、枕の位置も調整されており、顎が上がってしまったり、頭が前に大きく突き出ている状態ではないですね。
こちらはAmazonの商品ですが、まずは、お金をかけずに家にあるもやや安価な商品を使ってみましょう!
初めはタオルがおすすめです。フェイスタオル程度の大きさのタオルを頚椎(首の後ろ)に入れて、隙間を埋めてみましょう。これだけでも十分改善される方が多いです。
他にもおすすめな商品として、こちらの商品があります。
100円均一で売っている、棒状のビート板です。これである程度代用可能かと思います。
同様に、頚椎の下に入れていただき、隙間を埋めてみて下さい。この商品のおすすめポイントは、横に長いことです。どうしてもタオルだと寝返りした時に、はみ出てしまいますが、こちらは横に長い分その心配はございません。
以上2点が自分でできる枕の調整方法でした。
そもそも、肩こりや首の痛みが枕のせいでないことが、非常に多いです。もちろん枕の調整は、これらの症状の改善に繋がるケースも多々ありますが、それだけで無症状になるケースは稀です。
どんな枕にしても症状の変化がみられない。そんな場合は、自分の頚椎の動きをチェックしてみましょう!
特にこのように、頭を後ろへ引く動作。この動きが苦手な方が非常に多いです。この動きがスムーズにできないと、そもそも頚椎を中間位(良い姿勢)にすることができません。
是非一度試していただき、この動きがスムーズにできるよう、ストレッチをしてみましょう!
以上の体操を繰り返し行ってみてください。また、頚椎の動きは他にもあります。自分が苦手な方向へ最初はゆっくり行っていいただくと頚椎の痛みがとれていくかもしれません。
以上参考になれば嬉しいです。
また、どんな枕でも合わない場合や、自分でのストレッチがうまくできない場合は、頚椎の専門的な治療が必要かもしれません。
ご興味のある方は是非一度治療を受けにきて下さい!
治療のお問合せ
tel: 048-446-6683
ライン公式アカウント
治療院ホームページ