
腰痛の原因になる「座り方」とは
腰痛で悩んでいる方の生活習慣を見ていると、かなりの確率で共通しているものがあります。
それが、床に座る生活です。
「床に座るのは日本の文化だし、楽だから問題ないのでは?」と思う方も多いですが、実は医学的に見ると、床座りは腰椎椎間板への負担がかなり大きい姿勢です。
今回は、座る物や座り方によって腰への負担がどれくらい変わるのか、エビデンスを交えて解説します。
椎間板は、腰の骨と骨の間でクッションの役割をしています。
しかしこの椎間板は、圧縮ストレスにはあまり強くありません。
椎間板への圧力が増えると、
・腰痛
・椎間板ヘルニア
・椎間板変性
などの原因になります。

有名な研究(Nachemson)では、姿勢による椎間板内圧の変化が報告されています。
基準:仰向け=100%
▼ 仰向け
→ 約100%
▼ 立位
→ 約140%
▼ 椅子に正しく座る
→ 約140〜150%
▼ 前かがみで座る
→ 約180%
▼ 前かがみ+荷物を持つ
→ 約220%以上
そして問題なのがここです。
▼ 床座り(特にあぐら・前屈み)
→ かなり高負荷(前屈姿勢と同等以上)
つまり、床に座る姿勢は椎間板にかなり強い負荷がかかると考えられています。
理由は大きく3つあります。
床に座ると、骨盤が後傾しやすくなります。
すると腰椎が丸まり、椎間板の後方に圧力が集中します。
床から立つ動作は、必ず腰に負担がかかります。
これを1日何十回も繰り返すと、腰へのダメージが蓄積します。
床座りは姿勢の自由度が低く、腰が固まりやすくなります。
椅子に座っていても、
・浅く座る
・猫背になる
・前かがみになる
と、椎間板への負荷は急激に増えます。
おすすめは以下です。
✔ 骨盤を立てて座る
✔ 背もたれを使う
✔ 腰の後ろにクッションを入れる
✔ 足裏を床につける

特に腰痛がある方は、
・床に座る
・床で食事
・床でテレビ
この生活を減らすだけでも、腰への負担はかなり軽減できます。
床座りは腰痛のリスクを上げる可能性があります
研究データからも、
前屈姿勢・床座りは椎間板への負担が大きい
ことが分かっています。
腰痛を予防・改善するためには、
✔ 床に座る時間を減らす
✔ 正しい座り方を意識する
✔ 長時間同じ姿勢を避ける
これがとても重要です。
腰痛がなかなか改善しない方は、施術だけでなく、まず「座り方」を見直すことをおすすめします。
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